想像力豊かで
好奇心旺盛な人に向いている仕事

自身の成長のため、
チームで取り組み切磋琢磨できる仕事を志向

前職では主にプログラマとして、簡単なプログラムの修正やサーバの保守管理などを行っていました。また、ソフトウェアテストの仕事に携わっていた時期もあったので、転職を考えた時に、当社の名前がすぐに候補として上がりました。
転職に踏み切った理由は二つあります。まず一つは、前職では自宅から都心への出勤が片道2時間以上かかり、プライベートの時間が充分に取れませんでした。なので、近隣で勤務できる仕事を探したいと考えました。もう一つの理由は、前職では単独で派遣先に出向することが多く、自分の仕事について相談したり評価してもらったりする相手もなく、技術を伸ばしていくことが難しい環境でした。なので、転職をするならチームで取り組める仕事に就きたいと思いました。

元々ソフトウェアテストの経験はありましたが、入社して最初の3ヵ月間は、電子辞書のテストを行う大規模なチームに入り、研修としてテストを体系的に勉強させてもらいました。その後はいくつかの業務を経て、現在はお客様からご要望いただき、時計の仕様設計を担当しております。以前からチェックリスト作成なども任せていただいていたのですが、その時にお客様が想定されていなかったユーザビリティーの改善案や仕様想定漏れに私が気づけたことから、仕様設計業務を任せていただけるようになりました。入社して3年目のことでした。お客様目線で地道に経験を積み重ねた結果、思いがけずステップアップが叶ったわけです。

想像力豊かに、
時には寄り道もできるタイプが仕様設計向き

テストでは、ランダムに触っていたらたまたま不具合を見つけた…ということがあります。仕様設計では、そういった不具合や仕様の欠陥を未然に防がねばならず、とても神経を使います。まだ形になっていないものを創り上げるというか、想像上の世界（頭の中やドキュメント上）で機能をシミュレートしなければなりません。たとえば、近年、多機能化しつつある時計の仕様設計では、複数の機能を組み合わせた際、動作に矛盾が生じないか？重複して作動させた場合、想定通りの動きをするか？等を同じチーム内や関連部門と連携して調整し、問題がないか確認し少しずつ形にしていきます。仕様想定漏れや仕様の矛盾点などに気づけた時の達成感は格別です。更に仕様設計に貢献することで、自分自身のセンスを認めてもらっているようで、プレッシャーが大きい反面やりがいも大きいです。

この仕事は、想像力豊かで好奇心旺盛な人に向いていると思います。私はゲームが好きですが、その中で王道のストーリーを選ばず、こちらに行ったらどうなるだろうかと寄り道をしたり、通常ではしない選択をしてみたりします。試してみないと、その後の展開は分からないですものね！想像力を働かせて、普通ではしないことを試してみる（検討してみる）という私の好奇心が、今の業務に活かせていると感じます。

フレンドリーな社風で、
意欲があればチャレンジも

私が会社やお客様から評価してもらえる一番のポイントは、コミュニケーション力だと思います。些細なことでも、進捗に影響しそうなことや不具合に繋がりそうなことは積極的に報告や、改善提案を行います。一瞬見過ごしてしまいそうな小さな違和感もそのままにせず、上司やお客様に相談することを常に心がけています。
また、これまでの経験を活かせるような、少しハードルの高い仕事に次々とチャレンジできる環境は、自分の成長にとても役立っています。どこに行っても使える、汎用性の高いスキルを身につけることができたと感謝しています。

会社の雰囲気や社員同士の関係性はフラットでフレンドリーです。入社間もなくても気兼ねせず、分からないことがあれば尋ねやすい環境です。口頭のやり取りだけでなく、チャットやメール、その他のコミュニケーションツールなども充実しているので、色々な形で発信できます。自分には少し難しい業務をやることになっても、周りがサポートして、協力的に進めてくれますので、難しく考えずにまずは挑戦してみてください。

最近ではグループワークなどを通し、異なる部署間の連携も活発に行われています。私自身も、今後はさらに若手の育成や人員管理など、マネジメント層を目指して成長して行きたいと考えています。