自分の好きなゲームに
関わる仕事をしたい
テストは一見するとこまごまとしていて地味な仕事だと思います。でも、自分が手掛けたゲームやアプリなどの製品が世の中に出たときの達成感は格別です。
K.I:契約社員
テスターから経験を積んで、
次世代の人材を育成するリーダーへ
前職では地元、名古屋でプラスチックの射出成形金型をつくる会社に勤めていました。車のハザードランプをつくるのですが、納品後、その商品がどのように利用されているのかがまったくわからず、興味を失ってしまいました。できれば、自分の好きなゲームに関わる仕事を探したい。そう思うようになり、上京することにしました。
現在は、ちょうど一年前にリリースされた、ゲームアプリデバッグ(テスト)のリーダー業務をしています。この仕事を始めてから約5年が経ちます。
最初はテスターからスタートしてテストの経験を積み、現在はテストリーダーになりました。今は現場で次のリーダーを育成することがとても楽しく、大きなやりがいを感じています。
不具合の検証では、お客様からお預かりした資料を確認しながらチェックシートを作成します。テストを実行する前に、どのくらいの規模でテストを実施するのか、人員は何名必要になるのかなどの計画を立てます。
リーダーが直接テストを実行することはほぼありません。テスト期間中はチェックリストやテスト内容の確認、誰にどのテストを割り振るかなどのテスター管理を行っています。また、テスト終了後、発生した不具合をまとめて報告書を作成するなどの役割もあります。
自身の検証したゲームが、
世の中で動いている喜びを実感
私がお客様とテストの現場をつなぐ橋渡し役となっていますので、テスターのみなさんが仕事をしやすいような環境をつくることが一番大切だと思っています。例えば、わかりやすいチェックリストをつくったり、良好な人間関係を構築するために普段からチーム内で積極的にコミュニケーションをとるように努めたりしています。
テスター各々で、今まで経験してきた作業や、できることは異なります。お客様からいただいたテストに対して誰ができるのか、どの人に合った作業なのかを的確に判断することが非常に重要です。テストの中で特に気を付けているのは、一度発生した間違いを二度と起こさないようにすることです。なぜそのようなことが起こったのかを考えて、誤った判断がほかにも連鎖しないよう注意しています。
また、テスト作業のなかで、お客様から「ここを見てほしい」とご依頼いただいた箇所以外にも、私は積極的な提案をしています。携わっているアプリゲームで「こうすればもっとおもしろくなりますよ」「こうしたほうがいいのではないですか?」といった提案がお客様の目に留まれば、取り入れてくださる機会があるのが嬉しいです。
テストは一見するとこまごまとしていて地味な仕事だと思います。でも、自分が手掛けたゲームやアプリなどの製品が世の中に出たときの達成感は格別です。現在私が取り扱っている製品はとても大きな会社のものですが、同じように多くのユーザーがいる製品をテストする機会もたくさんあります。自分がテストしたものを自分で使ったり、市場で目にしたりすると、これは自分がテストしたゲーム(製品)なんだなぁと…とても感慨深いです。
多種多様な人が分け隔てなく
働ける環境が整っている
現在の職場にはとても満足しています。ゲーム好きの人がたくさんいますので、その中で話が合う人が必ず見つかります。昼食や休憩時間には、ゲームの話題でよく盛り上がります。仕事中も、和気あいあいとした雰囲気を保つことでコミュニケーションを活性化させ、不具合情報の共有もスムーズに行えるようになります。
EGテスティングサービスでは障がい者雇用を推進していて、会社の戦力としてご活躍いただいています。リーダーは障がいの特性に気を配り、その方の適性に合わせて仕事を検討します。例えば、視力の弱い方に色の識別や画面を見る作業は避けたり、聴覚が弱い方には音声認識ソフトやチャットを活用し作業指示を行ったり、色々な場面でサポートしています。
今、私が直近で目指しているのは、正社員になることです。デバッグ作業に特別なスキルは必要ありませんが、長く続ければ続けるほどノウハウが蓄積し、それに伴いサービスの品質も向上します。テスターからリーダーを経て、管理者から正社員になっていくという流れで、やる気があれば誰もがステップアップするチャンスがあります。そんなテストの世界に興味のある方と一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。