家庭と仕事のバランスを
大切にできる会社
母親は、子どもにとって特別な存在だと思っています。仕事は代わりを見つけることができますが、母親の代わりは誰もなれません。
S.S:正社員
採用担当と総務を兼務。
自発的に仕事の幅を広げられるポジションに
2003年春に大学を卒業し、新卒でIT関連の会社に就職。最初の3年間は、インフラの構築に携わりました。次いで証券会社のユーザーサポートを担当し、その間、2回の産休・育児休暇を取得しています。トレーダーのフロアに常駐して、電話応対などの課題解決をするインサイトの仕事を14年間務めました。
EGテスティングサービスに転職したのは2020年4月です。入社を決めた理由は、家から近くて通勤がしやすく、会社が時短勤務にとても理解があったからです。畑違いの総務や事務の仕事に就いてみたいと探していたところ、転職サポートエージェントからよい会社があると紹介されました。長年の経験で培ったパソコンのスキルを生かして、現在は4歳と7歳の子どもの育児と両立しながら、9時から16時までの時短勤務で働いています。
現在、担当しているのはテスト業務を行う契約社員と派遣社員の採用です。部署は羽村テストセンターの品質検証部で、配属としてはマネージャーの役職にあたるセンター長の直下になります。センター長と緊密に連携しながら、人員ニーズの変わりやすい契約社員テスターの人数調整を行っています。
具体的には入社日の選定、研修内容、契約期間などを細かくヒアリングしながら管理を引き受けています。このほか、備品の調達・修理など総務の仕事にも関わり、社員の相談に乗るお世話係的な役割まで、業務の幅が広がってきました。
コミュニケーションの円滑化で、
全員が働きやすい職場づくりを意識
仕事をする上で気をつけているのは、時短で働いているからといって、こなせる業務量が少なくならないことです。社員数が少ないなかで、どう効率的に業務をこなすかを考えながら仕事をしています。自宅に戻ると子どもがいるため、仕事について考えるのは難しくなるので、行き帰りの電車のなかを活用します。明日すべきことを頭のなかで整理し、シミュレーションして時間を有効利用しています。
それから、周りの方と円滑な関係を築くことは大切ですね。仕事だけのドライな関係よりは、気兼ねなくコミュニケーションがとれるよう意識して努めています。業務が多忙を極めると、どんな人でも気持ちがマイナス思考になりがちです。そんなときも、いっしょに働く方たちとよい関係性が築ければ、困難は乗り越えられると思います。
前職と比べ会社の規模はそれほど大きくはありませんが、上司であるマネージャーや社長に意見がしやすい風通しのよさが心地よく、気持ちよく仕事をさせてもらっています。また良好なコミュニケーションをとり、採用した方がスムーズに業務へ入れ、案件がうまく回っているのを見ると嬉しいのと同時に、あらたなやりがいを感じたりしています。
母親として子どもと向き合いながら、
会社にさらなる貢献も
私自身は、子どもといる時間を犠牲にしてまで仕事ができるタイプではないので、子育てできる環境を許してもらえないと働けません。母親は、子どもにとって特別な存在だと思っています。仕事は代わりを見つけることができますが、母親の代わりは誰もなれません。例えば、わが子が突発的に病気になったときも、できる限りそばにいてあげたいと思います。
以前、上の子の通う小学校が学級閉鎖になってしまったとき、「今日は在宅します」というお願いを快く了承してもらえました。宮坂社長ご自身もお子さんがいらっしゃって、私と同様の経験をされたこともあり、万一の際に理解をいただいて助かりました。EGテスティングサービスは、残業時間が少なく、家庭と仕事のバランスをとても大切にしている会社です。まだお子さんがいなくて、これから家庭を築きたい方にも、働くのには最適の場所かなと思います。
将来の取り組みとしては、テスターがもっと働きやすい環境づくりに貢献したいです。現在は事務的部分での貢献にとどまっていますので、自分自身が相談相手としてふさわしい社員になれるような知識を身につけたいと思っています。
昨年、衛生管理者の資格を取得したのもその第一歩です。今後はメンタルヘルス検定の資格も取得して、社員の心の健康にも関わりたいと考えています。会社では、資格取得支援制度を設けていますので、積極的に利用して、社員の健康管理を側面から支援していけたらと思います。